2023/07/10
7月9日(日)開催「後編公開中 スペシャル舞台挨拶①」イベントレポート
7月9日(日)に開催された「後編公開中 スペシャル舞台挨拶①」
ネタバレ全開の本舞台挨拶のトークをお届けします!!
 
※本レポートには本編のネタバレがございます。本編ご鑑賞後の閲覧を推奨いたします※
 


まずはご来場の皆さまへ挨拶から。本渡は「みなさん本日は楽しんでいきましょう!」と明るく挨拶。
森田は「みなさんおはようございます。はい、元気がいちばんです。みなさんね、業務に慣れたころだと思いますので、ひとつひとつの作業をしっかりしながら…」と朝礼風の挨拶で笑いを誘った。そして小西は「犯人の拾和ミツル役の小西克幸です」と開幕直後からネタバレ全開!
後編の舞台挨拶に初登壇となった森田は「『犯人の』っていう自己紹介初めて聞いた!」と興奮気味に反応していた。
そんな森田に、後編公開を迎えた今の気持ちをたずねると、「前編がものすごく好評に始まって、何度も何度も観てくださったお客さんがいて、まさかの拾和人気が想像以上に上がっていき、ルートを作ってくれっていうところまでいったというのは、スタッフさんもちょっと驚いたんじゃないかと思います。僕オープニングが好きなんですよ、拾和の昔の暗い過去。どうですか?皆さん。演出の感じ!」と会場に呼びかけると、大きな拍手があがった。
本渡が「拾和さんルートは私もめちゃくちゃ見たいけど、絶対ずっと重たいですよね」と言うと、森田は「警察で柳と一緒に動いていた時期のことも、きっと描かれるよね。今回の映画にも出てきた屋上のシーンも、何かの事件に2人が関わっているところだから、面白そう」と自身の演じる柳との関係について言及。小西が「他のキャラクターがどうかかわってくるのかも気になる」と話していた。
 
そして、キャラクターに共感できるポイントを尋ねると、森田は「正義にこだわっているところ」と回答。「前職である警察官は正義を守る人なんですけど、そこから外れても自分の正義をずっと堅持しているのがかっこいいなと思います」
本渡は星野の『自分の中の正義を否定しないでください』というセリフが大好きだと明かした。「自分自身がお仕事をする上で、『これはブレずにやっていきたい』っていうことがいくつかあるんですけど、それを大事にし続けようって思わせてくれました」
 
お仕事をする上で大切にしていること、信条やモットー、正義などはあるか、という質問に対して、小西は特に明確はものはないとしながらも、「とにかく楽しくできたらいいかなって。それは役者だけじゃなくて、スタッフさんも含めてですけど。一番近くのお客さんって自分じゃないですか。だから自分が楽しくなかったらきっと楽しくないように届いちゃうだろうなと思って」とプロ意識が垣間見える回答をしてくれた。森田も「座組が楽しいと表現ものびやかになってくる。それはすごく大事ですよね」とうなずいた。
本渡は、オーディションが大好きだと言う。「自分の思ったものを正々堂々、自分を信じて120%出して、ダメだったら『ああああ!』ってなります(笑)」と語ると、小西から「『ああああ!』には何が込められてるの?」と問いかけが。森田がふざけつつ、「『落としやがって!』っていう気持ちとか?(笑)」と聞くと、本渡は「え~~~、それもあります(笑)」と素直な気持ちを漏らし、会場が笑いに包まれた。そのあと、「全力でやる。楽しむことも大事ですし、自分を好きでいてあげたいなあって思います」と熱い想いを語ってくれた。
 
最後に映画カラマリファンにメッセージをお願いすると、小西は「拾和が何を考えているのか、あの水滴は汗なのか涙なのか?自分なりに考察して何度も観ていただきたいと思いますので、ぜひDVDやBlu-rayもお手に取っていただければと思います!」とアピール。
先日アメリカに行っていたという森田は、「向こうでもカラマリの人気が高くて、カラマリのグッズにサインをさせていただいて。海の向こうでも人気なんだなと。だから日本のファンの皆さんも、海外勢に負けないようにさらに応援していただけたらなと思います。前編もたくさん観ていただきましたが、後編もたくさんご覧いただいて、またカラマリが次の展開にいけるように、今後も応援してもらいたいなと思います」と想いを語った。
最後に本渡が「カラマリもそうですし、世の中って正義の違いによっていろいろなことが起きていると思うんですけれども、皆さん一人一人にある自分が生きてきたなかで学んできた正義というものを大切にして、自分のことを守って、大変な世の中ですけれど、一緒に楽しいことを見つけていけたらと思っております。拾和ルートを見たいので、応援よろしくお願いします!」とメッセージを送り、舞台挨拶は幕をおろした。